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【フロントエンド開発グループインタビュー後編】暗号資産業界の「フロントエンド開発」業務は実際どんな働き方をしているの?

前編はこちらをご覧ください


━━ここからは皆さんの働き方について教えてください。リモートワークも多い中、業務上のコミュニケーションで心掛けていることはありますか?

佐藤:
メンバー全員が心理的安全性のある場をつくることをすごく意識してくれています。他者の意見を途中で遮ることはなく、全部話を聞いた上で適切な意見を出したり、フィードバックをすることを徹底しています。

桑原:
心理的安全性の担保は私もとても気をつけていることです。ただ一方で、議論の活性化も意識して行動しています。例えばチームで議論をする時には、自分からあえて反対意見を出すことで、他の人も発言をしやすくなるようにすることがあります。そういった業務上で喧々諤々の議論ができるのは、日々の信頼関係があるからこそなので、アイスブレイクも大事にしています。

小宮山:
互いの意見を尊重してリアクションをとる環境なのでグループ内の空気も雰囲気もとてもいいですよね。「良いチームだな」といつも感じます。

木田:
私は皆でより良い仕事をするために、情報共有のしかたや振る舞いかたに気をつけています。仕事を通して信頼関係を深めていけることが重要だと考えています

垂見:
心理的安全性は常に高く保ちたいですよね。そうするためにも自分がされて嫌なことはせず、自分がしてほしいことを自分からするようにしています。人の話は遮らず否定しないように心がけています。以前に木田さんのチームにいたことがあるのですが、その頃に教えてもらったことそのままですね。

木田:
そうだったんですか?数年ご一緒してますが初耳です(笑)。もっと早く言ってくれたらよかったのに(笑)。チームの心理的安全性を大切にすることは、私も誰かの受け売りなので、この想いはコインチェックに脈々と受け継がれている思想なんだと思います

垂見:
原則として、会社全体のワーキングアグリーメントという気持ちよく働くためのルールは守るよう、全員で意識しています。例えば、人の話の腰を折らない、コードレビューで相手の人格を攻撃しないなど、基本的なコミュニケーションのルールを守りつつ、チーム内での心理的安全性は常に高くなるように気を配っています。


━━皆さんの1日のスケジュールについて教えてください。

木田:
朝会のある日は、皆で最新の情報を共有してからコードレビューをします。その後は自分の担当している開発を進めたり、調査を行ったりしています。夕方ごろには一度タスクの整理を行い、次の朝会に向けて情報をまとめるようにしています。

垂見:
私は朝会までの間にも、自分の作業を進めたり考えごとをしたりして過ごしています。朝会の後は情報共有の結果を元にして、いろいろな調査や情報収集を行います。私は開発そのものはあまりしないので、グループリーダーならではの業務がメインになります。採用のために時間を使うことも多いですね。

小宮山:
私も垂見さんと同じで、仕事の調整をしてから朝会に参加するようにしています。その後は開発と調査。夕方ごろになってからコードレビューを行ったり、採用のスカウトのメールを送ったりしています。

桑原:
私は朝会で進捗や情報の共有をして、必要に応じてミーティングをしています。それ以外特別なことがなければ黙々と開発作業を進めています。

佐藤:
ほとんど皆さん同じスケジュールですね。私も同じです。ただ、空いた時間に情報共有ツールの呟きを確認して、皆さんの進捗やプライベートのことを覗いて(笑)、非同期にコミュニケーションをとって仲を深めるようにしています。

━━皆さんにとって、コインチェックは働きやすい会社ですか?どのような時に働きやすさを感じるか教えてください。

垂見:
新型コロナウイルスが流行し始めたときに、会社がいち早くリモートワークを導入してくれたのはとても良かった。状況が落ち着いてからは「出社したい人はしても良い」という両立した形を取ってくれています。フロントエンドグループのメンバーは、皆さん自宅で仕事をしているのですが、私自身は家に籠って仕事をしていたら社会との繋がりがなさすぎて気持ちが落ち込んだことがあったので、最近は意識して出社するようにしています。気分次第で出社したい時には出社をしてコミュニケーションをとれるので、とても働きやすいです

小宮山:
フレックスタイム制が導入されていて、コアタイムが12:00〜15:00となっているので夕方にプライベートな用事を入れられるのがありがたいです。基本的にきちんとタスクを完了できていれば時間も場所も(オフィスまたは自宅での勤務になりますが)自由に働けるので、落ち着いて仕事ができています。

木田:
私もフレックスタイム制には助けられています。体調が悪い日には、午後から病院のために中抜けすることもできます。またお子さんがいるエンジニアは、子どもの世話のために短時間仕事を離れる場面があったり、家事をする時間やパートナーや家族とのの時間をつくることもあり、フレックスタイム制を有効活用しているようです。フレキシブルな働き方は会社の魅力の一つですね。

桑原:
そうですね。突発的なトラブルにもフレキシブルに対応できるのは働きやすさに繋がっていると思います。またリモートワークが中心となっていますが、オープンな情報共有を社員全員が心がけています。必要な情報が必要なときに手に入るので、そういう点でも働きやすいです。

━━フロントエンドグループの一員として新たにメンバーを迎えるなら、どのような人と働きたいですか?

垂見:
多様性を受け容れることができ、認め合う事のできる懐の深さを持った方と一緒に仕事がしたいです。スキルよりも人物面で重要なことが多いと考えています。一方で、指示待ちになったり他人事になったりしてしまう方はコインチェックそのものに合わない可能性があります。どんな仕事も自分事として取り組むメンバーがほとんどなので、会社の文化に合わずに溶け込めないかも知れません。自分からやりたいことを見つけ、尊敬しあえる人と働きたいですね。

小宮山:
私も周りへの影響が大切だと思います。ポジティブなコミュニケーションが取れる方が良いです。他の部署の方ともやり取りする機会が多いので、円滑にコミュニケーションが取れるとベストです。技術面では、モダンなフレームワークなど新しい技術も多いので、それを学んで共有していける人であることが重要です。

桑原:
新しい技術はもちろんですが、変化も激しい業界であることは理解しておかなければなりませんよね。状況の変化や新しいものを柔軟に受け入れられて、楽しめる方と一緒に働きたいです。逆に柔軟性がなく、固定のやり方を好む人にはあまり合わないように感じます。

佐藤:
私はプロ意識をもってチームのバリューを意識していける方が良いですね。心理的安全性や自由な働き方は、仕事ぶりが信頼されているプロだからこそ成立するものだと思います。業界的な側面でお話すると、暗号資産業界が好きでなければこのフロントエンドの業務におもしろみを見出すことができないと思います。暗号資産について勉強しなくてはいけないことも多いので、知見が深くなくても興味は持っていて欲しいなと思います。

木田:
そうですね、暗号資産やWeb3には興味がなくフロントエンド開発だけやりたいという人は、必ずどこかで頭打ちになってしまうと考えています。双方どちらも不幸な結果になるのではないでしょうか。前例のないものを創り出すための、不確実性の高い業務も多いです。開発の中で想定外の事態が起きるとスケジュールが流動的になることもあるため、決められたタスクに沿って安定した開発をしていきたい方には合わない業界だと思います。

私はスキルの高さのみを重視はしておらず、熱量の高い人と一緒に働きたいと思っています。熱量のある方には必ず何かしらの魅力があるので、グループにも良い影響があるはずです。スキルも大切ですが同じくらいに熱量が大切です。

━━皆さんはコインチェックのどこが好きですか? また、コインチェックで成し遂げたいことはありますか?

木田:
日々変化しているところが好きです。業界も会社も、激動の歴史が積み重なっています。私はそんな変化の多さや不確実性がとても好きなんです。それに合わせた自分の考えや、仕事の上で努力した行動が良い結果を生み出した時には、すごく満足します。

世間的には、暗号資産をとりまく業界全般に対して、まだ一部ネガティブな印象が残っていると感じています。今後はそれを払拭して、より新しい価値として浸透させていきたいです。そしてもっと広いユーザーに使っていただけるようになりたいですね。

佐藤:
私も変化の多い環境に魅力があると思います。進化の速い業界の情報が毎日流れ込んで来るところが好きです。あらゆることに挑戦できる機会があるので、チャンスを逃さず掴む意思があれば、自分の成長につなげることができます。将来的には、社内にも社外にも誇れるようなフロントエンドの開発者の一人になりたいです。

垂見:
私は一緒に働くメンバーや、コインチェックの社員の人柄が好きです。自分事として働いている人が多いので、刺激や学びを与えてもらえます。だから自分もそういう影響を他人に与えていけるような人物、人格者になっていきたいと考えています。

桑原:
一方的なトップダウンではなく、上下のコミュニケーションも円滑ですよね。本当に「人」に魅力のある組織です。私はバックエンドとフロントエンドのエンジニアとして働いてきた経験がありますが、ウォレット開発はまだ未経験です。せっかくこの業界にいるので、今後機会があれば挑戦したいと思っています。

小宮山:
そうですね、多種多様なバックグラウンドを持つメンバーが、互いを高め合いながら業務に取り組んでいます。私もそんな社内の人達が好きです。コインチェックのサービスは国内の暗号資産取引においてNo.1だと思っていますが、まだまだ改善の余地がありますし、ビジョンの達成に向けてフロントエンドの側面から貢献していきたいと思っています。
もちろん金融業界出身でなくても構いませんし、暗号資産の知識はなくても興味があればOKです!

━━本日はありがとうございました!


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※本記事は2022年9月時点のインタビュー記録をもとに作成したものです。現在の組織構成と一部情報が異なります。



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