【後編】コインチェック社員の目標達成や成長を後押し!エンジニアの社内留学制度とは?
こんにちは、コインチェック採用グループ(@coincheck_hr)です。今回は、社内留学制度に関する特集の後編をお送りします。
▼社内留学制度の概要や前半のインタビューはこちら
https://note.coincheck.com/n/n544f6877b670
【前回のおさらい】そもそも社内留学制度とは?異動とは何が違うの?
コインチェックの社内留学制度は、3~6か月間など期間を決めたうえでエンジニアが組織内の他のポジションに一時的に「留学」ができる制度です。本人の希望に応じてこれまでと異なる全く新しい業務を意欲的に勤め、学んでもらう事を目的としています。
「新しいことに挑戦したい」「スキルを身に着けたい」と思っても現在のポジションとの兼ね合いもあってなかなか難しいものです。コインチェックでは「新しい技術に挑戦をしたい人」にそうした経験を積む機会を提供しようと考え、2021年4月から社内留学制度を取り入れています。
他部署の業務を経験することで、社内の横断的な理解が深まることも大きなメリットです。元の部署に戻った後にも各部署での連携がとりやすくなり、組織の拡大にもつながります。あくまでも一定期間の留学。通常の異動よりもフランクで、学びたい!と言う意欲を後押しするのが「社内留学制度」です。
組織の拡大を強く願う負けず嫌いなエンジニアの社内留学
山崎 浩毅さん
スタートアップでRailsでのwebエンジニアやiOSアプリ開発に従事後、2019年6月にiOSエンジニアとしてコインチェックに入社。iOSアプリのデザインリニューアルをメインに担当しその後Androidアプリの開発などiOS以外にも手を広げ2021年6月から暗号資産関連の開発運用業務を担当するアプリケーション開発グループへ社内留学。モバイルグループと兼務する。
――社内留学制度を利用しようと思ったきっかけを教えてください!
コインチェックに入社したときくらいから暗号資産に興味があったので、いつかそれに関係する部署で働きたいと思っていました。ただ、その時点での自分のスキルはあまりいかせない部署だったのでチャンスがあれば、とは思っていたのですが、留学制度の導入以前は実現が厳しい状況でした。
――なるほど、実際にはどのような流れで留学が決まりましたか?
今年の4月に副社長の和田さんから社内留学制度の話があがったので希望を出してみたんです。最初はスキルとの兼ね合いでいきなり(暗号資産)アプリチームに行くのは厳しいと思っていて、モバイルに近い様なCREなどにいけると良いなと考えていました。しかし執行役員の飯田さんに「アプリチームに行きたいならいっちゃいましょう!」と挑戦を認めてくれました。引き続きモバイルアプリ開発にも関わっていきたかったため兼務という形をとって挑戦しています。
――留学中に大変だったことはありますか?
モバイルと暗号資産のバックエンドは全く違う物なのでこれまで培ってきたものを全く生かせず、最初はバリューが出せませんでした。一方で兼務にはメリットもあると感じています。1つのチームで仕事をしているとどうしようもない待ち時間が発生することがあります。そんなときに別のチームの仕事を進める事で待ち時間を有効に活用することができるんです。そういうときは、人の1.5倍のパワーを出せているかなと思います。
――留学を通して役にたったことはありますか?
モバイル開発以外にもバックエンドや暗号資産領域など他の会社では経験が難しい、様々な領域を経験させていただけることで技術の幅を広げることが出来ています。実際には分野が違い過ぎて大変な事も多いですが、モバイルと暗号資産を両方できる人材がまだあまり多くないので、独自のシナジーが出せるようになるのが理想です。また、エンジニアは同じ業務がずっと続くことが原因で離職していく人が多いのですがそんなリスクも減らしていける気がします。
会社を育て、組織を育てるエンジニアの社内留学
岩元 雄太郎さん
2015年に暗号資産に強い将来性を感じコインチェックに入社。2018年にマネックスグループ入り後退職、2020年に再入社。アプリケーション開発グループにて入出金まわりの開発。バックエンドエンジニアとしても活躍後、フロントエンドグループに社内留学。フロントエンド全般の開発を担当。
――社内留学制度を利用しようと思ったきっかけを教えてください!
組織の規模が小さかった頃はフルスタックに開発をしていたのですが、規模が大きくなるにつれて、フロントエンドを触る機会が徐々に少なくなり、この度知識補填も兼ねて留学を希望しました。再入社したタイミングでフロントエンドの基盤のシステムがNuxt.jsに代わっており、サービスの全体像を広く理解しておきたいと考えておりました。
――きっかけがなければ制度は利用しませんでしたか?
当初から社内留学はしたいなと思っていました。社内で人の動きが活発になったほうが良いと思っているからです。人数が少なければ互いに何をしているか把握しやすいと思うのですが人数が増えてくるとそれが難しくなってきます。社内の人の動きを活発にして、各部署の知識を持っている人が増えていくのは良いと思いました。コインチェックは人を増やしていくタイミングです。増えた時に組織が回る様にと思って他部署を横断した知識を得たいと思っています。
――留学中に大変だったことはありますか?
技術や知見自体はすんなり頭に入ったのですが、部署ごとの明文化されていないコーディングのルールをキャッチアップするのが結構大変でした。他のメンバーのコードとかを見せてもらって理解しつつ、それでも慣れるまでには1ヵ月半くらいかかったかな、と思います。
――元のグループと留学先での兼務についてはどうでしたか?
兼務に関してはどちらのグループリーダーも理解があるので、片方が忙しいともう片方は軽くしてもらいバランスを取っているので特に負担はありませんでした。特別忙しくなったりはしていません。
――留学を通して役に立ったことはありますか?
一つのプロジェクトを完了させるにあたって不明瞭な部分がなくなりました。アプリケーション開発グループ側に所属しているとバックエンド側の工数は理解できますがフロントエンド側の工数は見えてきません。結果、スケジュール感を掴みにくく困ることがあったのですが、両方をやって居ると全体像を把握できるようになりました。人間関係もどちらも良いキャラクターの人ばかりなので毎日楽しいです。
――この留学を経て今後の目標はありますか?
今後コインチェックは人を増やしていくフェーズです。組織体制やコードの品質を向上し、スケールしやすい組織作りに注力して仕事をしたいと思っています。関わるエンジニアが増えてきてもコードが汚くならないように設計したり、新しいメンバーが難なくキャッチアップ出来るような仕組みをつくりたいです。システム的な資産を社内にためていけるように貢献したいので、今回の留学の経験を活かそうと思っています。
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