いんたーんのすゝめ
この記事はコインチェック株式会社(以下、コインチェック)のアドベントカレンダー12日目(シリーズ2)の記事です。
こんにちは!コインチェックでインターンとして活動している正木です。
自分自身のポジションならではのコンテンツ発信したいなと思った結果として、「いんたーんのすゝめ」として私なりの考えや想いも併せて述べていきたいと思います。
そもそもインターンとは
インターンってどんなもの?
インターンの定義を見てみると、文科省他「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」では下記のように整理されています。
解釈の自由度の高い形で説明されていますが、期間で切り分けると、インターンなるものの構造や概要を比較的理解しやすくなるかと思います。
就活用のインターン、ビジコン、ハッカソン、幾つかの長期インターンに参加した実際の経験や産学協議会の資料をベースとして、以下の画像のように整理しました。
本記事では、この中でも単に就活用のインターンではなく社員さんと同じレベルの業務に挑戦できる長期インターンにスコープを当て語っていきたいと思います。
実際に入った長期インターン
実際にどういったインターンに参加してきたかをまとめてみました。ここでは、その長期インターンに入ろうと思ったきっかけ、実際の業務内容、どんなことを学べたのかを軽く紹介していきます。
本筋と離れますが、上司のomuraさんのnoteはビジネス的にも学術的にも社会通念的にも面白い記事がたくさんあるのでチェックしてみてください☑️
長期インターンに参加して良かったこと
ここでは、幅広いセクターで長期インターンに参加したからこそ体感できた良さというものを個人的な想いも乗せて紹介していきたいと思います。
ビジネス基礎力(ソフトスキル)を培える
ビジネス領域に身を置くことで、人と共に働く上でベースとなる思考や行動特性をブラッシュアップできると考えています。
「大学の課題に取り組む」「学術論文を仕上げる」等の大学生レベルが取り組む学術的なイベントでは、権威ある教授とのラリーが主で個人プレーの機会が多いように感じています。
一方で、インターンでは社会人さながらビジネスを議題として、チーム内外のメンバーと共走していく中で、働く上でのベースとなる抽象度の高い思考スキームを自然と身につけやすい環境にあると考えています。
例えば、インターンに参加したことで上司に触発され意識付けているものを一つ挙げると、「アウトプットドリブン」です。
最終的な成果物・目標から、スコープを切り、マイルストーンを設定し、逆算的な行動をするようにしています。
簡単な例ですが、「リリースノートを作成せよ」と依頼された際は、突発的に直ぐ取り掛かるのではなく、下記の画像のように逆算的にアクションを整理してから取り組みました。
第一線で活躍する社員さんのそばで働けるインターンだからこそ、こうした転用性の高い思考スキームはどんどん吸収して癖づかせていきたいと考えています。
強みの自己認識、再現性の場になる
長期インターンを参加してる/参加しようとしてる集団のマジョリティは、来たる就活というものも潜在的に意識している部分があるのかなと思います。
そうした方向けに直接的なメリットを訴求すると、自身の強みを認識し、かつ再現性のある強みであれば、就活戦略上、他者との圧倒的差別化に繋がると考えています。
新卒の就活でどのセクターであっても聞かれる2大テーマは下記画像のようなものです。「強みが何か」と聞かれれば、その人自身の最もらしい強みとそれに合致したエピソード、「ガクチカは何か」と聞かれれば、その人の挙げた成果そのものよりもその人自身の特性や強みを知ろうとしています。
つまり、そうした自己を最大限アピールする場では、自身の強みとなるものを認知し、それを最もらしい言葉で表現し、実際の原体験で自己とその強みの結びつきをより強固にしていく必要があります。
インターンでは様々な業務領域のプロジェクトやタスクに主体的に取り組め、かつ自分のアクションの結果をFBしてもらえるので、自己分析の機会となり、また自身の強みを検証する場が数多く用意されています。
その結果として、その人自身の最もらしい強みとそれにまつわるエピソードが何個もストックされ、聞いている側(面接官)にとっても非常に納得感のある場が形成されていくと考えています。
尊敬できる上司、メンターと出会える
3つ目として、リスペクトできる上司やメンターと出会えることをもってきました。
学生生活の中で同じ年代の人と親交を深められますが、それ以上の年代の方と関わる機会があんまりなく、ちょっと物足りなさを感じていました。
将来の方向性が正の無限大に発散している学生だからこそ、この期間に手放しに尊敬できるような「大人」に出会えることが今後の思考の枠組み、キャリア設計にポジティブな働きをもたらすと考えています。
中でもコインチェックではそれを強く感じさせてくれる環境です。上で紹介したomuraさんの下で組織やマネジメントなどの諸々の知識を学ばさせていただいたり、思考のスマートさ・タフネスさを鍛えられるような仕事をたくさんもらっています。
また、直属のメンターの方からも数多くの愛あるFBをもらい、PMとしてチームメンバーや他部署と上手く連携しながら周囲を巻き込んで1PJを前進させていく姿を間近で見て勉強させてもらっています。
第一線で活躍するプロフェッショナルな社員さんのそばで、色々な素敵な考え方や姿勢を学んでいきながら、理想のリーダー像を追っていきたいと考えています。
どんな人におすすめか
最後に学生の諸々のイベントをマッピングして(個人的な主観あり)、どんな方におすすめか述べたいと思います。
結論から言うと、下の図のA象限の経験を得たい人(またはA象限のプロット数が少ない人)におすすめかと考えています。
学生期間には色々なイベントがありますが、受動的な姿勢でいるとなんとなーくで時間が過ぎ去って、何か学生の間に誇って語れるようなイベントは稀有になってしまうように思えます。「何かビジネス寄りのこと」でかつ「達成感がありやりがいのあるような経験」を求めている方には、ぜひ何かしらのインターンに足を踏み入れてほしいと考えています。
上で述べた3つの良かったことに対して何かしら共感できる部分があるのではないかと考えています。
おわりに
「いんたーんのすゝめ」というテーマで私の考えや経験諸々をベースとして述べさせていただきました。
トレンド感的にインターンというもの自体、学生主体のイベントとなっています。ですが、私自身社会人になっても副業や複業、クロススキル化の意味合いも込めて、社会人でも参加できるような長期インターンがどんどん増えていってほしいなと考えています。
社会人になってもコインチェックのインターン続けていきたいなと思うくらい、仕事・人の両面で素敵な環境だなと思っています。
コインチェックの長期インターンもポジションの空き具合によって適宜募集してたりするので、気になった方は下からチェックしてみてください。
次の記事もお楽しみに!