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目標は"人材開発の仕事がなくなること"。人材開発グループの3つの挑戦を語ります!

こんにちは、人事部人材開発グループの藤原です。コインチェックのサービスを日ごろからご愛顧いただいているお客さま、興味を持ってくださっているみなさま、ありがとうございます。

コインチェック株式会社が手がける事業の説明と、昨年12月に人事部で新しい機能として立ち上がった「人材開発グループ」についてまとめてみました。

■藤原さんのプロフィール
藤原 剛 / Tsuyoshi Fujiwara

マネックス証券株式会社、株式会社メルカリでCS業務に従事した後に、コインチェック株式会社に入社。入社後はCustomer Experience部で品質向上プログラムの策定や研修業務の構築を経て、人事部に異動。人事部では人材開発グループの立ち上げに従事。教育研修の他、タレントマネジメントやバリュー・カルチャー浸透の施策を担う。休みの日は家族とキャンプやBBQをしたり、旅行に出かけるのが好き。


コインチェック株式会社ってどんな会社?

コインチェックというと、暗号資産の販売所・取引所をイメージされる方が多いと思いますが、「新しい価値交換を、もっと身近に」のミッションの下、話題となって久しいNFTや、国内初のIEOを提供し、ブロックチェーンの新しい技術がもたらす恩恵をお客さまに届けてきました。

また、新時代の幕開けとなるメタバース(インターネット上に構築された仮想空間)の世界に「Oasis TOKYO」「Oasis KYOTO」「Oasis MARS」の3つの近未来都市を建設しており、次に現れる新しいテクノロジーにより実現される変革を誰もが身近に感じられるように、より良いサービスを創出し続けています。


人材開発グループ設立の背景

会社が次のステージに向かうために、昨年、人事部は人事機能を再定義し、機能別の組織構成に見直しをしました。本格的に提案型の人事に舵を切る中で、従業員のエンパワーメントに力を入れていくメッセージが込められて、誕生したのが人材開発グループです。

人材開発グループは「教育研修」「タレントマネジメント」「バリュー・カルチャーの浸透」の3つの活動領域で施策を展開しています。


人材開発グループの立ち上げ- ミッションに込めた思い -

人材開発グループの立ち上げで、最初に力を入れたのが、グループとしてのミッションの言語化です。理性と情緒の両面があり、ヒトにダイレクトに関わる繊細な仕事なので、しっかりミッションを作り、メッセージを届けることで、経営、現場部門、人事部が一枚岩となりコミットしていけるようにしたいと考えていました。

『「人材開発は職能面で個人に寄り添い、その個人の集合知で事業戦略を具現化するためのツール」と定め、経営、現場部門とともに育成の文化をつくり上げて組織に根付かせていく』をミッションに置き活動を開始しました。

企業である以上は、事業戦略の具現化が目的の最上段にきます。その中でも人材開発グループは職能面で個人に寄り添い、プロフェッショナルに仕事をするヒトを支援していきたいと考えています。


挑戦したいこと

経営資源の「ヒト、モノ、カネ、情報」の中で唯一、有機的に他の資源を活用できるのがヒトです。言い換えると、従業員の成長が他の資源の効果を左右するとも言えます。だから、我々はヒト=従業員と本気で向き合います。

  • 教育研修では、従業員の自律を支援するために、コインチェックのトランジションモデルをデザインし、役職変更時のトランジションをなめらかにして、役職へのチャレンジを支援します。また、入社された方にも早期にキャッチアップできるように、オンボーディングを整えています。

  • タレントマネジメントでは、従業員の経験、スキルなどのデータベースを作り、事業成長にともなう組織づくりの際に適材適所の人員配置が叶う状態をつくっていきます。

  • 経営からの従業員への思いであるバリュー・カルチャーについては、従業員サーベイの結果から、当社のバリューである『MOST』は全社で共感されていることがわかりました。今後は、行動や判断軸として、今まで以上にバリューやカルチャーが語られ、事業成長に結びつく文化を醸成していきます。


最後に、誤解を恐れずに言うと、目指したい世界観は『人材開発グループの仕事がなくなること』です。私は経験則から研修による育成の効果とともに限界も知っています。ロミンガーの法則「7:2:1」でも、成長の源泉となるのは、7割が業務経験で2割が上司や先輩からの薫陶、研修はなんと1割とされています。

つまり、研修に頼った成長には限界があります。そのため、焦点を研修のみに当てた組織強化ではなく、現場部門の強化にこそ焦点を当てることが、本当の意味で従業員の支援になると考えています。

  • 上席者や先輩社員の薫陶と一人ひとりがプロフェッショナルに仕事をする姿が重なれば、教育研修は現場で完結する。

  • バリューやカルチャーも、従業員同士で受け伝えられれば、本当の意味で強い文化となる。

  • タレントマネジメントについても育つ環境の中でタレントが把握されていけば、最小限で機能する。

そんなヒトとヒトの繋がりが紡ぎ出す、従業員によって組織が活き活きと活動する世界観を目指します。そこを目指して、足元は研修に加えて、わかりやすい定義や仕組みづくりも行っていきます。

コインチェックで働くすべてのヒトのために。


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